チンパンジーの共生と人間のテリトリー意識

チンパンジーはたまに順位下位にある仲間を追いかけて肉を引きちぎりその仲間の肉を食べるのだと言う。また別の種のボノボと言うサルは争わず、ふんだんにある食料を分け合い共生して全員が生き延びると言うのだ。一方で、人間はテリトリー意識が強く資源や食料、カネを独り占めして、自分の優位性を示して戦争まで起こす残忍性がある。私が三十五年前に訪れたタヒチでは、私を家に泊めて食事を与えて家族のように扱ってくれた。私はそのお礼として私の友人の父親の知り合い、友人のギックリ腰を治療して治ったら、噂が広がり翌朝には行列を作って人々が並んでいた。その日から出来るだけ多くの人の治療をして帰国したのである。帰りの空港では大勢の人が集まり、泣いていた。これこそが共生である。これが縁で来年のタヒチ移住がある。私はタヒチの人々からタヒチ移住を許されたのである。一方私から尤氏長寿養生功の秘密を盗んで自分のニセ道場を開けた者たちは間違いのある基本を教えて生徒たちを傷つけ死に至らしめる。私は幸せを手に入れ彼らは地獄を得る。チンパンジーの知能と感性以下の知能と感性を持つ人間のあさましい行為のもたらす結果はこんなものである。