コロナ詐欺

騒動やテレビなどで取り上げられることを利用して詐欺を行なう者が出て来る。人の弱みや好意につけ込んでカネを奪おうとする者たちである。全く人間の風上にも置けない奴らである。私にも覚えがある。他人には同情してもらえるような話を持ちかけて同情心を起こさせ、だんだんとカネを出させるように話が大きくなって行く。気づいた時には私の名前で借用証書を書いてその後はほったらかしにして私の後継者とウソをつく。尤氏長寿養生功を受け継いでいる、と社会を騙す。これが詐欺で無くて何だろうか?神道の教えに氣の功法があるなどと言うもっともらしいウソをついて尤氏長寿養生功のジャンプをして訓練であると言っている。マネだけのジャンプはホンモノに似せたニセモノである。チカラが無いジャンプは我々の目から見れば、オンナの子の縄跳びである。ホンモノのジャンプをさせれば、一分も持たないだろう。自分の生徒をあまり強くは出来ない。強くなってしまうと、自分が総師範ではなくなってしまう。すでにシステムとして破綻している。コロナ詐欺もそうだが、他人を騙す行為は少なくとも武術家の総師範がするべきではないだろう。詐欺師は見栄えを良くして他人の警戒心を緩めて、言葉巧みに自分の穴やボロを隠して自分を数段も数十段も、押し上げて総師範とか総大将と言う肩書きを少ない脳みそで考え出している。詐欺を行なう者たちは真っ当な職業に就けず、出来るだけ少ない労力で一攫千金を狙っているからまともに働きたくない。自分をでっち上げることには一般人より巧みで才能を発揮する。コロナ詐欺も氣功詐欺も上手い話は無いもの、と思って口車に乗らない、引っかからないようにせねばならない。論語に曰く、

「巧言令色鮮し仁」がある。