新次元突入

最近、妙に変である。私の意識が変革している。同時に身体も以前より頑強になり、左脚の痛みと痺れを感じない。何をしても喜びが溢れ良いことを聞くと涙が出て、悲しいことをテレビで見ても同じく涙が出て同情してしまう。年寄りが涙もろくなっているのでは無い。何を食べても、一番安いワインを飲んでも高級な料理の味がして、最高級のワインの味である。何を見ても何をしても楽しく嬉しくて笑みが溢れて幸せに感じる。人生がこんなにも素晴らしいものであったとは!何も特別なことをしている訳でも無い。淡々と三十年間続けている瞑想と運動をしているだけなのであるが、何かが次元が違っている。同時に脚の状態は八割ほども改善して杖が無くても歩ける自信がついて来ている。もっと高次元のリハビリをしたくなっている。もう身体障害者では無いと思う私になった。あれほど曲がらなかった左膝が90度に曲げても痛くない。身体と精神は高揚して真夜中に起きて今、午前三時である。眠くもなく目からはシェン、神が出て目はらんらんと意識はとてもクリアーでチカラがみなぎっている。とても七十を超えたジジイの心身では無い。私の氣は天を突く勢いである。元気を測る機械があれば、その機械の針は振り切られてしまうだろう。二十代三十代の青年のようである。先日も月一のリハビリに行ったらリハビリの先生がまるで若者のように元気ですネ、と言っていた。あれほど膝下の筋肉がむくみ腫れて硬くなっていたのが、とても柔らかくなっていた。どうも変である。私の解釈することでは、新次元の世界に私が入ったのではなかろうか?という推測である。2014年に左手首の大骨折をして以来、膝のケガも最悪の状態が六年も続いている。その間ありとあらゆることを試して回復を図り筋力トレーニングからストレッチまで試すことは全て試したのである。その結果が一気に出たのであろうか?どっちでも構わない。痛みと痺れが消失したことが大事なのである。私を苦しめた左膝が回復している。これも最近起こっている奇跡のひとつである。身体に障害を持つ人、患者はみんな諦めてはいけない。あきらめずに毎日努力精進する者には奇跡が訪れる時が必ず来る。人事を全て尽くすと天、神がその結果を出してくれる。私が今の時点でこれほど回復していなくとも、リハビリと瞑想と運動の尤氏長寿養生功を全て毎日続けていたはずである。今すぐに結果が出なくてもベストな結果となるように人事を尽くして天命を待つ心境とならねば良い結果を期待はできない。明日からこれよりもっと左脚の膝が自由に動くようにまた訓練の日々は続く。正座、ストレッチ、足首の柔軟性、膝下の筋肉のトレーニングなどやらねばならぬことはいくらでもある。次の段階の奇跡はどんなものになるのであろうか?