日本を嫌う者たち

私は日本に生まれて育って 自由な日本で自由に勉学して大学にも合格して大学でも自由な生活を満喫した。在学中に渡米してさらに自由なアメリカの雰囲気にますます自由人としての素養を身につけた。日本にはこの自由な日本に生まれながら、日本人を嫌い、日本に恨みを抱いている者がいることを見て私は驚いた。日本に生まれて育ったならば、人種は違っても正真正銘の日本人である。国魂、クニタマと言って、日本に生まれた時点で日本人の魂を持った日本人である。それなのに、日本に文句があって、日本という国を嫌い日本人を嫌う。私は海外での暮らしが長く日本人であることを意識せざるを得なかった。だから、私が生まれて育った日本を愛している。日本は世界でも稀に見る自由な国であると思っている。北朝鮮をちょっと垣間見ると分かるように、自由と人権は無い。外国に行きたい時に行けて帰りたい時に帰国できる。ある国では、そんなあたり前なことが出来ぬ国もある。真面目に働けば相応の暮らしもできる。私には日本や日本人を忌み嫌う理由が分からない。そんなに日本を嫌うなら、北朝鮮にでも行って暮らせば良かろう。どのみち、スパイ容疑で銃殺されるのがオチである。日本の国歌を歌うことも嫌っている者もいる。セレモニーで国歌を歌うことは当たり前のことである。あの自由な国であるアメリカでさえ、野球やアメフットの試合前に国歌を歌い市民権を取る場合には国歌を歌わせるのである。国の形を取るならば、国民として当然の義務である。日本に生まれ育って権利ばかり主張して義務を果たさない者たちは日本を去れば良い。去る権利はあるのだ。誰も止めない。良いとこ取りの自己中心的な者たちなのだろう。そんな者を見るたびに私は腹が立って来る。私は右翼でも何でもない。が、何かしてくれたことには恩を返したいだけである。人間として当たり前のことではないだろうか?前にも言ったが、タヒチで泊まったホテルに居たイヌはノラ犬だったが、たった一度エサを与えただけで、私と家内が食事に出かける時に三匹の大型犬に囲まれて吠えたてられていた。とその時、この小さなおチビのイヌが三匹のシェパードを吠え散らして追っ払ってくれたのである。私にさんざん助けられておきながら、道場をめちゃくちゃにして私の悪口をあちこちで言った恩知らずのイヌ以下のオトコもいたのであった。日本人には本人の分以上に世話になっておいて日本人と日本を嫌っていたようである。日本に住む資格は無い。さっさと好きな国へ行って嫌いな日本人のいないところで生活するが良い。もっとも、日本を出て男一匹腕一本で生きていく勇気と才覚もないだろうが。