専守防衛

日本の自衛隊の理念は専守防衛と言って、決してこちらからは攻撃せずに、相手国が攻撃して来た時にのみ防衛する戦闘技と戦術戦略を擁して訓練は怠らない。有事の際に使えるチカラを蓄えて置くと言う考え方である。武術武道も同じ専守防衛の考えを持っている。私が少林寺拳法をしていた時も、  尤氏長寿養生功を習っていた時にも、こちらから攻撃する考えは無く、自分の身を守ることだけに十分なチカラだけは蓄えて置くと言う考えであった。北朝鮮のような国では全く逆のやり方で武力を脅迫と政治的な手段として使って国の利益,指導者の利益とする。武術武道に携わる者たちが自分のチカラを攻撃の手段、自分の利益を手に入れる手段とするのは言語道断であろう。日本の武術武道の理想は刀をさしても、鞘に納めたままにして、抜く時には相手を凌駕するチカラだけは温存して置く、平和のために刀を腰にさすのが理想の武士の姿であったろう。今の時代であってもサムライの心と哲学を持つ武士、紳士となる訓練を重ねた者が居る日本は北朝鮮とは比べることすらできない安心で安全な国である。警察官、消防士、自衛官、の能力は世界でもトップクラスであることを海外の国を見て来た私には良く分かっている。信じられないなら、海外に行って調べてみるとすぐに理解できるだろう。