氣を感じる者、感じない者

私は初対面者との氣の交流、すなわち勁空勁を体験できることが、氣を感じる者と私の氣が繋がった場合のみに100%できるのであって、会ってすぐに誰にでもできる、と言ったことは一度も無い。たまに氣を感じない、整体師鍼灸師が私に会いに来て、私の勁空勁がかからないと言って尤氏長寿養生功のレベル、私のレベルが自分よりも低い、と私を悪し様に私の身体障害を治療家でありながら自分のホームページに書いてあるのを当時私の一道場生が私に送って来て読んだことがある。その内容は読むに耐えない、自己自賛の他人を悪く言って自分だけを褒める手口のゴシップ記事であった。私に張り合っても、負け犬の遠吠え式の幼稚な行為である。私よりもずっと歳下だから相手にしても私が大人気なく見えてしまう。こんな者には無視!が一番良い。武術にしても治療にしても、上とか下とか言う問題ではないのではないか?古希を過ぎた私は今でも武術、医学の勉強は怠らない。常に情報を得て私自身の得意分野の向上に努めているのである。それは毎日の朝晩の瞑想と同じで少しずつ薄い紙を貼って行く作業に似ている。大きな違いをすぐに感じる訳ではないが、やっているとある日、突然その効果があるとはっきり分かる時が来る。私の豊富な経験の中には敏感でない超能力者、氣を感じない鍼灸師、整体師、武術家等、結構な数の人間との出会いがあった。共生できる人との会話は新しい世界を構築するのであるが、競争心を燃やして上下を競う犬も食わない会話は何も産まない、時間の無駄である。一見、普通のおばさんが氣にとても敏感で、治療家である者が氣を全く感じない、この違いは一体何が原因なのであろうか?