死んで花実が咲くものか?

人間死んでしまえばそれまでである。死んでしまえば、今までの苦労は水の泡だ、年金ももうもらえない。身体をベッドに括りつけられて、植物人間のようになったらどうしようもないが、なるべく自立した身でそう簡単にはくたばりたくはないものである。諦めてしまえばそれっきりである。自然に死を迎えるまでは、事故死などをしたくはないし、醜い格好をして生き恥をさらした生き方もしたくはないものである。ホンモノの尤氏長寿養生功である限りは、訓練さえ続ければ死の前日が一番氣のチカラが強くなるはずである。私はその時まで生きていたい。そしてそれを見届ける。そうしたら、私は満足して死の床につけるだろう。まだまだ達成したいことが山ほどある。食べものに氣を配り、正しい運動をしながら身体を歪めないようにして瞑想を毎日行なう。こうすれば自然に長生きできる。起こってしまった過去を想わずまだ起こってもいない未来を憂えず、ひたすら前を向いて道を歩んで行く、そして時代の変化に対応する。これが長寿の秘訣であろう。