名は末代

まことに、人の一生は短く、名が残るのは長く末代まで残るものである。特に何か良い貢献を社会や団体にした場合にはその名は代々讃えられるが、逆に仇を成すことをした奸賊の汚名は最後までその名を残ることになる。不名誉な行為をして我々の道場を去って行った者たちの名は末代まで奸賊の汚名を残すことになるのに何故にそんなことで自分の名前を汚すのか私には理解できないものである。自分の生きる時代しか頭にないからであろう。人は死んでからもその名に責任を持つべきである。親と先祖に申し訳ないと思わないのであろうか?

実に人は一代、名は末代である。