カリフォルニアの山火事

毎年、夏になるとカリフォルニアは気温が摂氏40度を越える時もあり、元々乾燥する土地柄でもあって雨も降らない季節だから山間部では木と木が触れ合うだけでも発火して山火事になる場合がある。カリフォルニアには広大な土地があり、草木はたくさん生えて燃える材料には事欠かない。大火災となる。今に始まった訳では無い。アメリカンインディアンがいた時には独特の山火事を防ぐ方法があり、定期的に草木が伸び切る前に野焼きをして大火事を防ぐ智恵があった。白人が入植してからはインディアンが虐殺されてインディアンは居なくなったのでそんな人為的な火事のコントロールはされなくなった。地球温暖化の為もあって今回のカリフォルニアの山火事がある。白人の自然との付き合い方はいつもこんなことである。大きな痛手を負わぬと反省しない。これがきっかけとなって以前のアメリカンインディアンの伝統的な智慧が復活することを期待したい。