マインドフルネス

最近マインドフルネスと言う言葉で瞑想が流行しているようではあるが、日本語で言えば何のことはない、座禅である。尤氏長寿養生功ではドクター尤老師が尤氏長寿養生功を創立した時からチベット密教の瞑想からの瞑想を取り入れてすでに今言うマインドフルネスをしていたのである。現在のマインドフルネスはハーバード大学心理療法の手段としてチベット密教から医学的に開発したものである。東洋では西洋人が気づく前から何千年も前から日常的に行っていたものが多い。「没頭」する、「ただ存在」する、「真の集中」「真に感じる」「身体の声」「真の気づき」などなど、の心の声が湧いて来る。現代のストレスに対処する為のアメリカ人には朗報となっている。尤氏長寿養生功では意拳からの勁を空勁に昇華する為に用いられた氣を身体に巡らす方法である。日本でも剣道などの武術にも取り入れられている。剣道の天覧試合もする師範が一度私の講習会に来て竹刀で撃ち込もうとしても打ち込んで来ることができなかった。その目的は違うけども脳や意識を劇的に根本から変えてしまう効果がある。ジストニアの患者はこのマインドフルネスの座禅瞑想をしたら歩行がすっかり変わり今ではしっかり歩けるようになっている。尤氏では積極的に治療の一環としているのである。私のアメリカの治療院でも息子さんの原因不明の半身不随がいっぺんに完治したのを見て、私にも瞑想を教えてくださいヨ!と言ったので教えたら、一週間経ってまた来て言うには、子どもの頃からの喘息が治ってしまいました!と言っていた。マインドフルネス、座禅はクスリ以上の薬であった。