生命を吹き込む

最近の私の勁空勁を行なう時の私の感覚は、相手の身体に生命の氣のエネルギーを吹き込んで新たな生命エネルギーを持つ生命体となってもらうように祈りを込めるようになっている。精神が向上するとワザが向上する。これこそが、一般の武術武道、あるいは氣功とは一線を画す尤氏長寿養生功の至高、最高の水準を保つ私の方法、手段であると思っている。ただ単に私のマネばかりする者たちには、この私の心、精神が理解できることはないだろう。それは、「感性」と言うことができる。単に人を投げる、勝つ、ということには「美」が無い。生命には生命を!生命への敬意!生命のやりとりをすることと、生命を吹き込む、与えることには天と地のほどの違いがあるだろう。自分と他者へ同じだけの尊敬をするのが、武術武道と氣の治療の根底にある哲学と想うようになっている。