高い免疫力

たとえコロナに感染しても、我々が高い免疫力を持っていれば重症化するリスクを軽減することができる。私には経験がある。アメリカではインフルエンザのワクチンなど打ったことも無くとも長いあいだインフルエンザにかかったことは無かったのだが、日本に帰国後三年ほど前だったかA型インフルエンザにかかってしまった。汗が驚くほど出て顎から滴り落ちたのであったが血圧が低くなって貧血で倒れたのであるが、鼻からシュッとクスリを吸い込まされてそれで治ってしまった。熱は一切出なかった。私の免疫力が高かったせいである、と思われる。氣功を長いあいだ訓練すると、ケガは早く治り、たとえ大病になったとしても重症化にならずに早期に回復する。私は二度の大病と大骨折による修復手術をしたが、いづれも重症化せずにI CU 集中治療室から生還した。集中治療室にいた他の患者さんはお亡くなりになって私一人が生還したのである。だからと言って、積極的にコロナに感染して実験したい訳では無いが、私のように氣功を長いあいだ専門的に訓練すると体内に相当な高い免疫力を持って身体の設計図がキッチリと働いて回復が早まるようである。自分の身体で実証済みである。とは言え、傲慢になって無防備に日常を過ごしている訳では無い。今回のコロナにも対策を練って慎重に手洗い消毒を欠かさない。マスクも慣れてはいないが外出時にはマスクもするようになった。感染しない生活をしている最中である。油断はせずに努力している。そして自宅では、リハビリのトレーニング、瞑想とテレビからの情報を基にして勉強を怠らない。とても忙しくしていて、それでも大変楽しく過ごしているのである。高い免疫力を持つことはアフターコロナの人間生活には必要不可欠になる。高い免疫力によってナチュラルキラー細胞や好中菌が体内に侵入した菌の抗原を殺して我々をウイルスからも守ってくれる。人体の中にある自然の最後の砦である。完璧な防御力のある城は難攻不落である。ワクチンもウイルスの早い変異には追いつけない。最後の神だのみではないが、頼りになるのは自己防衛の為の自己の免疫力である。いつも免疫力を高く上げていなければならない。