現代養生訓

私が提唱している、食、体、想の三点健康長寿法は江戸時代に書かれた貝原益軒の養生訓と同じような現代養生訓とも言えるものである、と私は最近になって初めて気づいたのであった。私が一日の一食を抜いてカロリー制限をしたら血圧が正常値の120/80以下となったのを受けて、食を玄米菜食にした一日二食以下にして体重のコントロールをすれば健康で長寿になれることを発見した。私が実験台となって死ぬまでこの食を守って生きる所存である。次に身体の癖を直して治療をすると腰痛やさまざまな痛みを取り除くことができる。この身体の歪みを直すことは尤氏氣功整体の施術のひとつとなっている。生きていると片側ばかり使い過ぎて身体は歪んで来る。この歪みを作る身体の癖を直して生活すると腰痛や痛みの無い生活を送ることができるものである。この身体の癖を直すことも尤氏氣功整体の療法になっている。最後に想だが、これは想念の想、瞑想の想である。心の中の悲しみ、憎しみ、恐れ、などの負の感情をプラスになるよう平和でブレない心を作り上げる努力をする。こうすると人生が楽しく嬉しい幸せなものになって行く。養生とはただ健康になるだけの秘術や秘伝を書いているものではなく、人生を楽しみ、幸せにする毎日の些細なことの知足を知った生活の積み重ねであった。特に日本人の生活にはそのヒントになるものは探せばいくらでもある。私はこの三点健康法である食、体、想のバランスを取って死ぬまで守って生きていくつもりである。