危険な中国のビジネス

私のアメリカの患者に良く歩くことができない、中国 に以前住んでいた日本人女性が来院した.事情を聞いてことの次第が少しずつ明らかとなって行く.中国在住中に十年ほどミルクを飲んでいるうちに神経性の歩行困難が始まり、今ではフラフラ、ヨロヨロとしか歩けない.人の介助がないと歩くことはできない.食事を作ることもトイレに行くことも、風呂に入ることすら難しい状態である。もっと良く聞けば、ミルクの量を増やす為に毒性の強い薬品を混ぜたミルクを十年の長きにわたり、飲んでいた。と言うのであった。こんな人が死ぬ危険性のあるビジネスを許してこんな公害があっても何の補償も無い。これが共産中国の経済優先政策の実態である。カネ儲けの為には人の命はカネ儲けの次である。医師は何も出来なかったが、私の氣に敏感に両脚が反応して治療台に座った状態で私が脚に向かって氣を照射すると両脚は左右にブランブランと動き始めたので歩ってみてください、と言うと来た時よりもしっかり歩けるようになっている。気の毒に思い治療費を半分にして回数多く治療を受ければ少しでも良くなるのではないか?と思い励ましたが夫の都合で治療に来なくなってしまった。今どのようになったかは知る由もない.あれほどひどい神経を害する毒性の強い薬品を混ぜたミルクを飲んだら死亡していてもおかしくは無い.中国のような国が経済を優先するとこんな悲劇が起こってしまう.こんなビジネスで儲けたカネは最終的に中国共産党の数人の年老いた幹部の懐に入っていたはずである。そしてそのカネは中国共産党を守る軍隊に使われていると思われる。