付加価値とイノベーション

労働して収入を得るに、少しでも付加価値をつけて価値ある労働とすることは、特に現在賃金が上がらぬ状態が何年も続いている時代において考えねばならない問題である。同じことをするにしても、もっと効率良く効果的な技術であればもっと賃金を請求してもおかしなことは無い。それにはイノベーションが必要である。鍼灸や整体など代替医療がこれまでと同じような旧態以前としたシステムであっては付加価値も何もあったものではない。日本の鍼灸には座学で氣の概念は学習するかも知れないが、実際には見た者も使える者もいないだろう。鍼を打った後には十五分から二十分ほど鍼灸師は治療ベッドを離れてしまう。普通ならば氣の操作をして補瀉を施して足りなかった氣を補い、有り余る氣は対外へと抜くのである。整体では通信制などでマッサージに毛が生えたような毒にもクスリにもならないものを教えて高額の資格料を払っても効果の無い治療をしているのが現状である。私が尤氏を学びホンモノの氣を鍼灸治療に応用したり、武術にも応用したら、その効果はどちらにも奇跡的な効果をもたらした。イノベーションである。カネと己れの売名に飢えた愚かな者たちが続々と現れたことに、その背景に社会の底辺でうごめく承認欲求の強い者たちが浮かび上がる機会と道具を探していたことを私は突き止めた。それならば、私が長いあいだに培ったホンモノの氣と鍼灸治療を宝寿会氣功整体として組織化すれば愚かなニセモノたちが出る幕も無くなると考えたのである。私のマネをしたバカなオトコが医学の勉強もしたこともなく、私が与えたカネで通信制の整体師の資格だけで皇漢医学の大家と名乗っている。ウソにウソを重ねた人生を歩んでいるのだ。私はこの宝寿会氣功整体の団体を組織化して温故知新の氣を医療のイノベーションとして新風をその世界に吹き込みたい。患者は治療回数少なく完治してリハビリとしてもリハビリ以上の効果を現し、患者も施術者も笑顔で幸せになる理想的な関係を作り上げてもらいたいという私の願い、夢なのである。いよいよ熊本で第一回氣功整体講習会が開催される。私に賛同する人はぜひ氣功整体講習会に参加いただきたい。第二回目の講習会は千葉で十一月八日日曜日開催となっている。関東圏に在住の方々にとって千載一遇の機会となる。