不食と一食

以前、アメリカで一日一食から不食にしていた頃がある。お腹が空いて、手が震えていたことを覚えている。今、一日一食から二食のあいだを行き来して大変に気持ち良く、お腹が空くことは無い。血圧が正常値の120/80以下となって血圧降下剤を飲まなくなって気持ちに余裕ができて、心身共に健康になっているからではないか?と思われる。時間が来たから食べるということはなくなった。今ではお腹が空いてから食べることにしている。そしてラーメンなどの外食も辞めてしまった。家でも以前は食事を作るのが面倒でお湯があればすぐに食べられるインスタントラーメンを良く食べていたのであったが、それも一切止めている。代わりに玄米と白米を混ぜて圧力窯で炊いて一食を食べている。とにかく気持ち良い身体になっている。精神的により余裕ある生活になって排便が回数量共に増えてポッコリお腹がへっこんでいる。あれほどむくんでいた左脚も細くなってなぜ痛かったのか、その個所が色が浅黒くなっていることに気づいたのであった。このように痛みや病いの原因が何処にあるのかピンポイントで発見できるようになって来る。食事を一食抜くだけで病氣を俯瞰的に観ることができるようになる。私はお腹があまり空かず、気分が向く時にはお腹が空いても食べない。今の時期なら、一日柿一個という日もある。これで充分で、逆に気持ちが良いのである。アメリカでの不食と日本での一食には大きな差があるようである。