タヒチの自然

タヒチの自然はすばらしい。日本の自然も四季がはっきりしてその折々を楽しめるが、タヒチの島はハワイと同じように何億年も前に噴火により出来た島々で山と言うか、小高い丘があって滝もある。水が無ければ人は住めないから先人たちが島に上陸するとまず水を探すことになる。私はまだ滝には行ってないが、毎朝滝に行って目を閉じて軽い気持ちで

瞑想したいと思っている。また、丘の上から眺める景色は空と海が渾然として朝の三時には金星が輝いている。野生のニワトリが一晩中鳴いて朝一斉に 鳴き始める前に私は起きて瞑想は終わっている。タヒチには冬が無い。インドにも行ったことがあるが、インドでは季節が三つあると言う冗談があって、hot,hotter,hottest, との三つだと言っていた。タヒチも同じように冬が無く、冬場の、日本の夏には突風が吹き、屋根を突き破るような大粒の雨が降る。スコールである。 日本ではこんな自然に接するには、何時間も電車とバスに乗らないといけないだろうが、タヒチでは歩いてすぐに海があり、波止場で海を覗き込むと海の底が透き通って見えて魚の泳ぐ姿が見える。庭にはマンゴーやバナナ、ココナッツの木々が生い茂り実をつけてすぐ食べられる。日本人には楽園のような環境ではある。老後の生活をこんな楽園で過ごせる私はラッキーな人間である。ドクター尤老師と師母には多大な感謝をしている。私が尤氏長寿養生功と出会っていなければ、こんな楽園で老後の生活を送ることはなかったであろう。