自重トレーニング

尤氏長寿養生功では一切のウエイトトレーニングをしない。自分自身の体重を支える脚腰の筋肉をゆっくりした動きで自重トレーニングで使える筋肉を作るのである。以前、グレーシー柔術ヒクソングレーシーが練習で、片足でスクワットをして人を驚かせていたが、自分の体重を使った自重トレーニングはウエイトトレーニングより戦いにおいては有利になるのではないか?筋肉の大きさを競うのではない。ボディービルdィングは肥大化した筋肉の美しさを競うのだが、戦える筋肉ではない。筋肉の大きさを競うのではなく、ゆっくりした動きで何十年もの訓練をする東洋的な身体トレーニングで培う筋肉は高齢になっても衰えることはない。そして武術的にも使えるものとなる。ドクター尤老師と師母は晩年、高齢になっても若いアメリカ人や私たちを何のこと無く投げ飛ばしていたのである。何処の武術家が八十、百歳を超えて若い道場生を投げ飛ばすことができるだろうか?