私と縁ある人々 国際性

昨日ハワイ、カウアイ島からテレビ電話があった。誰かと思えば、私の先輩で広東省出身の中国人のサンフランシスコの道場で世話になった、今では私には友人となっている者からである。私と彼は会った時からウマが合い、会ったその日に彼の家に呼ばれて白人アメリカ人の奥さんからタピオカプディングをご馳走になって夜遅くまで尤氏長寿養生功について話しをしたのであった。とても理性的でアメリカで生まれているので、リベラルな人物である。それ以来お互いに歯に衣着せぬ会話を続けて三十年以上経っている。他にも、私が教えた日本人の道場生は五、六人ほどまだアメリカに住んで私とコンタクトがあり、日本に来た折に会ってお互いに近況報告して情報を交換している。タヒチに私の友人達と道場生がいるのはすでに承知していると思う。最近知り合った私の師兄史先生が上海に住んでいることは報告済みである。史先生ともお会いした瞬間から初めてとは思えないほどに打ち解けてこれからの交流を約束したのであった。この国際的な人間関係、人脈がこれからの私の人生にスパイスのようにその時々に味にインパクトを与えて尤氏長寿養生功を世界に展開する大きなチカラになるに違いない。私には短い縁で離れて去っていった者もいるが、縁ある彼らとの関係の基礎となっていることはお互いのリスペクトであろう。一度タヒチの島で一同に会して合宿をしてみたいと思っている。もちろん日本の指導員と道場生も忘れてはいない。そして今手かざしをする団体とも心温まる交流が始まっている。氣は拡張拡大する性質がある。縁ある人々との交流は拡大している。ハワイ島に住む日本人、スイスに居るスイス人ともテレビ電話で繋がっている。こうやって縁ある人々との交流を数えてみると、世界は狭いものである。インドに行った時にも、一度アメリカで教えた者と滞在先のホテルでバッタリ出会ったことがあり、私はそんなにも驚かなかったが、彼の方は腰が抜けるほどビックリしていた。エベレストに登った、と言っていた。私にとっては、世界が私の家で、人々は私の家族のようなものである。世界は狭い。