良因良果悪因悪果

原因があって、結果がある。良いことをすれば良い結果となり、悪いことをすれば、悪い結果が待っている。こんなに簡単なことを人間は理解出来ない。今回のコロナショックにも原因がある。右肩上がりでなければならないとする経済大国で先進国が最大の経済的打撃を受けるだろうと思われる。日本と世界の賢人は世の中が混乱した時にはある共通の行動を起こしている。賢人たちは都会を離れて田舎に住んで田畑を耕した。戦中戦後に活躍した白州次郎は食糧やモノの無い時から田畑を耕して困っていた友人達を自宅に招いて表には出なかった。それに倣って、私も先日百均で野菜のタネをたくさん購入した。タヒチの友人から沖縄のニガウリのタネがあったら今度来る時に持って来てくれ!と言われたのである。タネを買ったのはそれだけが理由ではない。私の住む島には知り合いのフランス人が有機栽培の野菜を作っている。彼へのおみやげでもある。世の中が混乱する時にはジッと引きこもって自分のチカラを蓄える。実に賢い選択をしている。食糧難の時に自ら食糧を作る。私もタヒチでは釣りに毎日出かけて魚を釣る予定である。ニガウリは部屋に入る強い日光を遮る遮断壁にも使えて実は食べられる。タヒチは沖縄の気候と変わらない。ニガウリは大繁殖するだろう。良いことをすれば良いことが起きる。先日も神社で光に包まれて吉祥の兆候があった、喜ぶべきことが起きたのは、何か私が良いことをしたからではないか?私にはその自覚はないのだが、神さまが嫌がっていないことをしているからに違いない。晴耕雨読で過ごすタヒチの隠遁生活はどんな結果が待ち受けているのであろうか?