風雲急を告げる、歴史的大転換点

今の時代は混沌として不確実で、混迷している時でもあり風雲急を告げている。歴史的大転換の真っ只中に我々は存在している。こんな時には人間はどんな行動を取るべきなのだろうか?誰にも正解など無いだろうが、賢い先人がそんな時に取った行動を研究すると面白いことが明らかになって来る。私が賢人などとは思ったこともないが、私なりに考えていることでこの歴史的大転換の時期を乗り切って行こうとしている。三十年を超える修行で養成した氣を充分に活用してグローバル化した国際社会を悠々と行き来して、溜めに溜めた氣のエネルギーを爆発させたい、と思っている。さらに昔の賢人たちが混乱の時期は土地を耕していたことに倣って私は半農半漁の生活を送ってみたい、と思っている。今日も日本の野菜のタネを購入した。タヒチの島に広大な土地を所有している市長で中国系タヒチアンに交渉して農地を借りて農産物を作り海で魚を釣る。これで食費はいくらもかからない。健康的な生活をして海外から日本を眺めて見ようと思う。ふるい落とされ淘汰される者と生き残る者が出て来る。これは日本だけに起こることではない。世界的に当たり前に起こることなのだ。ある意味では我々は同じスタートラインに並び、競争をするようなものである。誰にもチャンスがある。真に実力ある者にチャンスは訪れる。実力も資格も持っていないニセモノには手も足も出ない世の中になる。評価されるべき者が正しく評価される。その意味では平等な世の中になるだろう。混沌として不確実ではあるが、私には逆にワクワクする時代ではある。また修行時代に戻って訓練に汗をかくのも悪くない。裸一貫になって何が自分に残るか知ることは大事なことである。どんな状況にあっても生きる術を持っていることは、風雲急を告げる時代においては必要不可欠である。私の師匠の師母はその時々の歴史的転換点を生き抜いて百を超えて生きたのである。私も神様が許してくれるなら、百歳以上生きて勁空勁を若者にかけることが私の夢である。百歳まで生きるにはこんな時代を見事に乗り切らねばならない。面白くワクワクする世の中である。