嘘と真実

人は何故嘘をつくのであろうか?自分を繕う為の小さな大袈裟な表現がどんどんエスカレートして小さな穴を埋める為に使った嘘は次の大きな穴を埋める為にさらにもっと大きな嘘に代わって行く。最後は、何が真実か嘘か自分でも分からなくなって来る。新、和の氣の武術明光武道の宗家と名乗る神田吉隆こと姜吉隆は私の師欧陽敏師母と数年も師事した、と言っていたのであるが、そんな事実は無かったことを私は天に誓って断言する。私にカネの不祥事のことが理由で破門されたことを隠して道場から追い出された腹いせに自分で道場を開くしかなかったので、寝ないで大本教の神さまを持ち出すことを思いつき、独力で新和の氣の武術を打ち立てたようなもっともらしくまたもや嘘をついたのである。嘘はドンドン大きくなって行く。全てが崩壊するまで、嘘はつき続けねばならない。私から習った期間は私のアメリカの家に一ヶ月滞在させてやった時のたった一か月である。私は彼の裏も表も全ての真実と嘘を知っている。嘘を言えば言うほどひとつひとつが暴かれる。分不相応な武術のニセでウソの宗家総師範の肩書きは彼には荷が重すぎた。虚偽の履歴詐称を作り過ぎた。この嘘と真実のギャップをどう始末するのだろうか?カネの不祥事を起こし私に破門された後にあんまり嘘をつくので親戚からも勘当されて敷居をまたぐことも許されないでいる。このことから学ぶことがある。嘘ばかりつく人生は何も達成できない、と言う真実真理である。誰も信用しなくなるのでいつのまにか周りには人がいなくなってしまう。嘘をつかねばならぬ穴を初めから作らなければ嘘をつく必要も無いのであるが、そんな簡単なことすら理解していなかったようである。あまりにも見栄を張るのは人生を誤る。