病氣について、病いは氣から

病氣のことを、日本では「病いは氣から」と言う。東洋医学から来ている言葉である。西洋医学では、病名をつけないと治療しないと言うが、東洋医学では病名があっても無くても病いの原因である氣を治すのが治療となるので病名はどうでも良い、と言うと語弊があるが病名はあくまでも参考程度にする。氣の流れに問題が起こり過不足とか停滞が冷えてしまったり、熱が出たりなどして氣に異常があると組織にも異常が出て来る。これが病氣の始まりである。進行すればその状況状態により癌になったり難病となる。そんな組織に異常が出る前の氣に異常がある時に氣の変質異常を治せば重症化することはない。組織に重大な器質変化がある場合には手術が必要になる時も出て来るだろう。手術や西洋薬が必要となる前に氣の流れを良くする手当てをして氣の流れが良くなり血流も良くなれば薬も手術も必要なくなる。川の水の流れが停滞する時に水が淀んで匂いも出るように流れが淀まねば、水が腐ることも無い。氣血の巡りが良ければ病氣になることも無い。まさに病いは氣から、なのである。私の治療経験では、手術寸前の患者の病いも完治させた治療の実例がたくさんある。その治療例をこれから氣功整体講習会で治療する患者の動画を数多く掲載して行く予定である。さまざまな病氣がその場で改善できたり完治することを目の当たりにするだろう。初回の一回だけの治療でどれほどの効果があるかぜひご覧になっていただきたい。病氣はあって無いようなものである。ジストニアの患者は、今では私に投げられて笑いながら転がり出来なかった受け身を今取るようになって病いを忘れてしまったようである。明らかに病いは良くなっている。氣にすれば病いが進行して忘れて笑顔になると好転する、病氣は気付きを与えてくれる。これまでの考え方、生活様式など向上に努めて行くことは多いだろう。そんな気づきが我々の生き方を考え改めさせてくれる。バランス良く生きる智慧を与えてくれるのである。どんな病氣も治療が遅すぎることなどは無い。末期癌の患者でさえ漢方と氣功で余命宣告を受けた後に何年も生き延びた患者の実例を私は聞いて実際に見ているのである。完治した例もたくさんある。