パーキンソン病

今日尤氏氣功整体講習会第一日目が始まり、難しそうな病氣の患者が二人現れた。一人は水頭症、もう一人がパーキンソン病である。水頭症の患者は高齢者で座っていることも長くできぬので治療を早く切り上がる必要があり、中途半端で終わってしまったが、パーキンソン氏病の患者には面白い反応があった。耳置鍼の後にその効果をチェックしたくて歩かせてみたところ、歩行困難であったのが急にスタスタと歩き始めたのである。これには私も驚いた。何遍も歩かせ自信を持たせてこれからはできるだけ歩いて筋力をつけると脳に良い影響を与えることを説明して治療終えて帰りの表を歩く姿は胸を張ってかくしゃくとして歩って帰ったのであった。手の震えは止まらなかったが歩行が正常に戻ったことにはお互いに喜びを分かち合えたのである。