Japonesque

日本は古代から朝鮮や中国からの文化を取り入れて日本人に合うように役立つように日本人の感性で変化させて日本の生き残りを図って来た。また明治以降には西洋文化を急速に採用して日本の近代化を押し進めて来たのであるが、フランス語でジャポネスクと言うように世界の中でもひとつの潮流のように表されて日本趣味、日本風の文化と言う意味の文化としてもてはやされるようになっている。伝統文化をただ受け継ぎ同じことを繰り返しているだけでは伝統文化は消え去る運命にある。イノベーション、変革が必要である。尤氏長寿養生功も例外ではない。日本人には、変革させる能力が生まれながらに備わっている。小さな変化を模索するあいだに全く同じものではないものを作り上げてしまう。そしてそれはオリジナルより世界的なもの、日本人独特の感性によって全く新しい文化に生まれ変わらせてしまう。例えば、ポルトガルのパンが日本のカステラに、中国のお茶や朝鮮のお茶が日本の茶道になった。また茶道にはカトリックの儀式作法が取り入れられているのを知っているだろうか?日本人の感性はどんな小さな動作も見逃さない。そして簡単で単純なものを徹底的に追求して極限にまで完成させる。私は尤氏長寿養生功の立禅の立つ、と言う動作、型や座禅、座ると言う型をとことん追求してこれしか無い、と言うところまで完成させた。その型を守ると人間の健康が増進して病いが癒えることも経験した。この立って座るという単純な動作をジャポネスクのひとつの文化としてみたい。人類にとっては重要な健康文化となるだろう。特にコロナのようなウイルスが人間の免疫システムを破壊する病いに有効な自然免疫力を強める働きがある。これからの人類には必要不可欠なライフスタイルとなって人類に貢献するに違いない。尤氏長寿養生功は海外に於いてジャポネスクの瞑想となって行くのは私の誇りとなるだろう。