友情と唯一の道

私は以前、その時々に応じて嫉妬して私のモノを欲しがる師と思う者に裏切られ、弟子と思った者にも裏切られたことがあった。

師であろうが、弟子であろうが、家族の縁の薄い私にはこの世ではかけがえのない友人であったのだ。その者たちには私は友情を持っていたが、裏切られてはいたしかた無い。だが、私は何があっても私からは友情を裏切らない。私の大切な師である欧陽敏師母も、私が今教えている道場生も私の大切な友人である。そして昔も今でも、共生こそが全ての人が平和に生きる唯一の道である、と信じている。私に関わる全ての人々と友情を持って共生する道を今探っている。海外でこれから私と関わる者たちとも共生して行くつもりである。