故人は生きている

尤氏長寿養生功の師、ドクター尤老師、師母、そして私の妻も私が尊敬した方も私が愛した人もみんな亡くなってしまったのではあるが、私は彼らを絶対に忘れない。忘れない限り、思い出す限り、ドクター尤老師も師母も私の妻も私の胸の中では生きている。そして彼らの魂はまだ生きて私を見守り助けてくれている。最近とみに、無上の幸せを感じているのは彼らのエネルギーが私を見守ってくれているからではないだろうか?寂しい想いはもう無い。私が幸せになることは彼らの供養になっているのではないか?と思っている。私を今幸せにしてくれている彼らのエネルギーは生前も死後も変わらず私と関わっている。だから忘れられないのかも知れない。私にとっては、未だ彼らは生きている。とても多くのことを彼らから学び、今の私を形成するものになっている。忘れてはいけないのだ。もう私の身体の一部になってしまったのである。私の妻の五回忌を過ぎて、アメリカの元道場生は何処かのレストランに集まり会食をして妻の話に花が咲いた、と言っていた。私の妻は元道場生の胸に今でも生きているようである。