村八分

日本に古来から存在する、犯罪者や迷惑をかけるヤクザ者などに課する制裁や罰として良く行われて来た風習だが、死刑囚がいつ刑の執行があるか分からずに毎日を恐怖感にとらわれて生きるように精神的におかしくなる,神経が細くなってしまうものだろう。ウソばかりついていると童話に出て来るオオカミ少年のように自分に火の粉が飛んでくるようになる。もやしのように細い身体では日本拳法の試合では勝てないからと思い、私が漢方薬を調合して身体を強く大きくさせて私の氣を与えてついに優勝したオトコはあまりに舞い上がってしまい、私にそうしてもらったことをすっかり忘れて自分だけのチカラで優勝したように言いふらし、簡単にカネが手に入るようになって、まるで天下でも取ったような言動振る舞いを始めたのであった。私が時折インターネットでヤツのホームページを読んでいると、事実では無いことを書きまくって読むにも恥ずかしくなるようなウソ八百のストーリーを作り上げて私の道場乗っ取りを企んでいたらしい。その後私から破門され、以前教えた道場生からも絶縁されて、親戚からも総スカンを食い、村八分同様となってしまったオトコがいる。ウソをつき、武歴を詐称する。ウソをつき、私の名でカネを借りて一円の返済もしない。人は殺して無いから死刑囚にはなってはいないのだが家族との付き合いも失くしてしまったその身は、さながら死刑囚の心境になっているに違いない。実に哀れであるが、本人が全て選んだ来た道であるから誰もどうすることもできない。冠婚葬祭や病気になっても見舞いに来て慰めてくれる人も無い。自分だけ良い想いをして得をする、という利己的な心では村八分になっても文句は言えまい。何年も付き合いのあった私や道場生から絶縁されて生きる彼の人生はさぞ惨めなものだろう。家族ももういない、親族との付き合いも失くして、側にいるのは傷を舐め合う日本拳法の知り合いの取り巻き連中に囲まれる井の中の蛙の大将になっているだけの虚勢を張る、見せかけの生き方に果たして満足しているのであろうか?