民度と教養

偏狭な愛国者としてこのブログ記事を書いている訳ではなく、半世紀近くもアメリカに住んで世界の国々へ旅した経験から言って、日本の民度と教養が海外で高く評価されているのを確認して、中国と韓国を眺めるととても残念に思うことが多い。具体的な事件をあげ連ねることはここではしないが、日本に住む者の中にも民度教養が通常のそれより低い者を見るたびに同様にガッカリさせられて気分が悪くなる。日本は経済的に豊かになったが、台湾で言うところの日本精神は貧しくなっているようだ。昔は衣食足りなくても礼節を日本人は知っていたが、今では衣食足りても礼節は忘れてしまったようである。私の道場から尻をまくって去って行った者たちも通常の日本人の民度教養には遠く及ばなかった。尤氏を学ぶには彼らの持つ民度教養では釣り合いは取れぬものであった。尤氏を学ぶ資格が無かったのである。時として、学ぼうとしても、本人の持つ教養民度では学ぶことができないものもあるのである。