氣の進撃

氣を真の意味で人類に役立てようとすれば、一人の私利私欲を満足させようとする野心タップリの自称武術家の為ではなく、病気やケガに悩む人を仁の心で救う目的である方向で使うことがより有意義である、と考えるようになって来ている。今まで見て来た利己的な私の道場から出たニセモノ尤氏のニセ師範は私の反面教師となっている。自利我欲の追求が目的の者たちには想いもつかない崇高な仁の心などには今生では到達出来ないだろうが、その者たちの醜い心と行為には閉口して思い出す度に気分が悪くなる。これより先にある病いとケガに悩む、私と同じ身障者や、難病に悩む人の救済にチカラを尽くしたい。教えられた通りに教えたら、そのチカラを自利我欲に利用して周りの道場生をも利用する者たちが出始めたので、医療目的にすれば自利我欲を満足させようとする野心家がハエのように集まってくることを少なくできるのではないか、と考えたのである。仁の心を強調したい。仁は東洋的な思いやりのある愛である。自利我欲は自分だけしか思いやれない、自分しか愛せない偏狭な利己的なものである。日本人の徳性では無い。日本人の行動が海外で高い評価を受けている裏側にはこの日本人の心がある。残念ながら、アメリカに来ていた日本人や帰国して見た日本人の中にはこの素晴らしい日本の心を持ち合わせていない者たちは実際にはいたのであった。同じ日本人からカネやモノをどうにかして奪おうと考える者たちがいた。日本人では無いにしても日本の学校に通い、教育をせっかく受けても、勿体ないことである。いづれにしても、これからは私の学んだ東洋医学の理論を基に創立した太田式氣功整体を医療従事者を中心にして氣功をベースに氣の進撃を続けて行きたい。日本の全国津々浦々、タヒチにも、ハワイにも、アメリカ本土からヨーロッパ各国にも拡めて行く覚悟である。仁愛は  自称武術家の強さに勝る!