淘汰

日本の職人技は伝統として残っている。

一流のワザは磨きに磨かれて歴史の中で消え去る運命にあるところを、その一流のワザを惜しんでその伝統のホンモノのワザが今でも残っているものはたくさんある。亜流やニセモノは歴史の流れには逆らえない。ホンモノしか残らないようになっているものである。例えば、刀剣、銀のキセル、ガラス細工の江戸切子などなど、は今でも需要がある。尤氏長寿養生功も同じことで、消え去る運命にあった世界にひとつしか無いものを私が三十年毎日の訓練によってその伝統のホンモノのワザを受け継ぎ今、日本に存在している。亜流やニセモノでは伝統の勁空勁を味わうことが出来ない。淘汰されたホンモノのワザは邪な心では伝承されない。そのワザに邪な心が表われるものである。淘汰されたホンモノのワザは歴史の荒波を乗り越えて現在に至り残っている。ニセモノ亜流は消え去り、ホンモノだけが生き残るのである。そして文化としてその国の誇りとなるものである。