痺れと痛みの足首への転移

私事ではあるが、奇跡的なことがずっと続き、昨日の朝にも奇跡は起こり、どんな奇跡かと言えば、この一週間ほど左脚の痺れと痛みが激しくて歩くことが困難になっていた。不思議なことが起こって昨日の朝四時頃に目が覚めてベッドに座っていたら、足裏の痺れと痛みがずいぶんと軽減していた。あれほどひどかった痺れと痛みは朝起きた時からずっと一週間あったのだ。それが足裏の感覚が大分良くなっていて、足首にだけ集約されている。その感覚は足首のその痛みと痺れを治療すれば左脚の痛みと痺れが全て取れる、という直感であった。昨日一日中足首の痛みと痺れを取る為にストレッチをしたり、足首をグルグル回したりして足首を柔らかくしていたので今日は昨日より良い状態で歩き易くなっている。もっとリハビリを足首に集中すると完治するのではないか?という期待も出て来たのである。これは五年間毎日苦しんでいる私にはまさに奇跡である。障害が少しでも回復することは身体障害者にとって、これは奇跡と言える。リハビリは治すことが目的ではない。ちょっとずつ身体の使い方を学び、日常生活を楽にするのがリハビリで、私が目指しているのは完治である。痺れを取るのはとっても難しい治療である。治療そのものはしていないのに痺れが大分取れて、同時に痛みも半減している。私の治療経験でもこんな劇的な変化は痺れの症状にはなかったことである。足首の治療は私自身で鍼を打ったり、足首を柔らかくすることはたやすいことだから、これから回復が進むだろう。またひとつ嬉しいことが増えた。奇跡は毎日起こっている。もしかしたら、杖無しでも歩くことができるようになるかも知れない。とにかく毎日自分で治療することである。東洋医学は治療での患部への刺激の蓄積が大事なのだ。屈伸してかかとがお尻につく寸前になっていて一日に何回もトライする。お尻にかかとがつくのは時間の問題である。足首の柔軟性が増せば簡単につくはずだ。一ヶ所に痛みと痺れが集約したことは回復が近づいている前兆である。膝裏の動脈の大手術の後に化膿してしばらく歩行困難になっていたから左脚にはかなりの負担であった。いろんな左脚の問題が足首に集中集約されて足首の柔軟性が戻ったらずっと歩けるようになるはずだ。今も深夜まで足首をリハビリしているのである。もう少しやって安心して寝ることにしよう。明日の朝が楽しみである。